7月の4日5日と石川県の商店街連盟の研修で
高知県に行ってきました。
今回は、一人だけでの視察研修。
朝から電車乗り継いで
瀬戸大橋渡って。
四国に入ってからは
すごい山の中を電車は進むんです。
ほんとに秘境みたいな。
7時間かけてたどり着いた高知。
駅を出ると、思ったよりも小さな町。
路面電車が走っててね。
よさこいのイメージが強かったから
もっと活気のある街を想像してたんだけど
のんびりした雰囲気の街でした。
研修が終わって
自由に街の視察ができる時間
4月に九州に行って
西郷隆盛などに触れて
ちょっと明治維新ってのが気になってた
このごろだったので、
最初に「坂本龍馬が生まれた町記念館」へ。
くしくも研修会場が
龍馬が生まれ育った上町に位置していたので
道路を歩いていても
「ここを龍馬が歩いたんだなぁ」などと
すこし感慨深いものがありました。
土佐二十四万石
高知城に登り
上士気分。
(土佐には昔、上士、郷士といった階級があったんです)
でもね、最初に書いたように
考えると京や大阪でさえ
ものすごく遠いこの地域に
坂本龍馬、武市半平太、板垣退助、山内容堂など
ものすごい人物が、しかも同じ時代に生まれ育ったなんて
ある意味、日本史の奇跡ですよね。
しかも、こんな田舎(失礼)から
「日本」なんてことを真剣に考えるなんて
どういう人たちだったんでしょう。
それが西郷隆盛、勝海舟、大久保利通、ほか
日本中の「人物」と巡り合って
日本をひっくり返してしまうとは
絶対、何かの力が働いたとしか
考えられないですよね。
その夜は飲みにも行かず
学生時代に読んで泣いた
「竜馬が行く」を読みふけっていました。
次の日は桂浜とか観光したかったのですが
梅雨前線の影響で大雨洪水警報・・。
電車までストップ。
仕方なく、観光はあきらめ
金沢に戻ってきました。
電車運休の影響で大変だったけどね。
龍馬が「船」を思いついた
桂浜、見たかったなぁ。